第2ステージを始めることに

57歳で早期退職した後の人生を模索する毎日を綴ります。

第2ステージ一周して 春

桜の花を見て季節が一巡りしたなぁと感じました。お城の長い塀を見ながらお花見🌸ありがたいなぁと家族や平和に感謝です。


仕事を早期退職して1年が経ちます。


この1年で、前の職場では知らなかったいろいろ人の姿、いろんな国の人達を見ることができました。


朝から野球のユニフォームを着て部活に行く高校生や、朝課外に急ぐ制服の女子高生とコンビニ前で会って爽やかな気持ちになり


大きな声でやり取りをしている、朝まで飲んでいたのだろうと思われる若い男女のグループとアーケード街で会い


壁もドアもない立ち飲みバーで、まだ飲んでいるおじさま方を横目にしながらその前を通り過ぎ


いくつかの雑居ビルでは、ホウキや紙ばさみでゴミを取り、ホースを使って夜間の汚れをきれいに流している高齢の掃除の人達に会います。


全然別の人達ですが、まるで1人の人の人生が流れていくかのように私の眼には映ります。


市役所の待ち合いベンチで手続きの完了を待つ若い外国人の女の子達の集団

あんなに若いうちから、知らない国へ来て仕事をするなんて私に出来たかしら…


外資系半導体企業の立ち上げに関わる外国人。

日本語も英語もわからず、スマホの翻訳機能を頼りに生活していて、係員のいないコインパーキングで機械の不具合により¥10000札を入れたらお釣りが出てこないというトラブルにみまわれ…

それでも再来日して稼いでいく逞しさ


第2ステージの始めは、新しい仕事に慣れることに精一杯の私でした。

アルバイト代で生活費を賄おうと考えていましましたが、前半はうまくいかない月が多くて、生活のダウンサイジングがまだまだだと反省するばかり…


そのアルバイト先では、覚えの悪い私に比べて、大学生達が何倍もの速さで仕事を覚えます。それでも「なんとかなるよ」と自分を励ましながら、どうにか続けてこられました。


後半に入ると、わずかではありますが、アルバイト代から生活費を引いても貯金ができる月も出てきました。

自分なりにお金を大事にしてきたつもりだった

以前の生活は、お金👛を配り歩いていた?あるいは、破れたポケットにお金を入れていた生活だった?…かのように思えたます。



旅行好きの私は、暫くじっとしているとウズウズしてきて、つい旅行に出かけてしまうのですが、旅先で散財すると貯金が¥0どころかマイナスになったりしました💧

まだまだ未熟です。


友人の一周忌の案内状がお母様から届いて、また胸が痛くなりました。

そういえば友人の死去は1年前のアルバイトを始めたばかりの事でした。

友人の私でさえいまだに悲しいのに、ご家族はどれ程の思いで一年間をすごされたのでしょう。



それでも、季節は巡ってくるのです。




時間が悲しい気持ちを少しずつでも持ち去ってくれるといいなぁ…

と思うと同時に、みんなにその友人のことを忘れて欲しくないとも思います。




せっかくの第2ステージです。

悲しんでばかりいるのではなく、どう生きるのかをいつも考えながら、まわりのひとを大切に

していきたいなぁ…


小さなことでもいいので、2年目もまた何か始められたらいいなぁ。。。